参列者の規模にも変化!近年のお葬式事情について知ろう

お葬式の歴史と参列者の変化

お葬式の歴史と参列者の変化 人は誰しもがいつか終わりを迎えます。そんな人々の最後を飾るものの一つにお葬式があります。私たちが普段の生活の中で死を意識すること、ましてやお葬式について考える機会はあまり多くはありません。自分が人生の最後をどのように迎えたいのか、自分たちの大切な人の最後をどのような形式で送り出してあげたいのか、今回はその歴史を振り返るとともに、現在のお葬式の捉え方や形式などを、遺族側、参列者側、それぞれの視点から考えてみましょう。

お葬式にはその時代の背景や社会の流れの影響を受けての歴史があります。私たちはそれを伝統と呼んでいます。日本人は昔から何事においても各々の伝統に重きを置いて生活してきた人種とされていますが、お葬式についても同様のことが言えます。特にお葬式では宗教や宗派はもちろんのこと、その土地柄、さらに細かく言うと各家庭単位でのしきたりや伝統が存在してきました。従って、日本には無数と言っても過言ではないほどのお葬式の慣習が存在していると言えるでしょう。

しかし、現在では社会の流れや風潮の移り変わりとともに、お葬式の形式も、各自の捉え方に大きく変化が見られます。その中の一つに故人の埋葬方法の変化が挙げられます。現在の日本では全国平均98パーセントの割合で火葬が選択されています。これは欧米社会の火葬率に比べるとはるかに高い割合となっています。この違いは宗教の違いから生じていると考えられており、火葬は私たち日本人の多くが属している仏教と深い関係があります。カトリック教徒の多いヨーロッパ諸国での火葬率はわずか数パーセント台となっていることからも分かるように、その違いは歴然です。では、今でこそ9割を超えている日本の火葬率ですが、過去においても同じことが言えるのでしょうか。

実は明治政府が確立される以前の日本では天皇家や一部の貴族を除き、日本人の多くは土葬を選択していました。しかし、この時代を境に政府は埋葬法の成立をはじめ、公衆衛生上の観点から、人口の多い都市部では土葬を禁止するなど、火葬が拡大する要因となったいくつかのきっかけを作りました。こうして一気に火葬が広まり、今では日本での埋葬法は火葬という概念が定着しました。

埋葬法の他にももう一つ大きな変化として挙げられるのが、お葬式の形式や関わり方です。これについては後に詳しく述べていきますが、時代や生活様式が変化したこと、何よりも私たちの家族の形に相当な変化が生じたことにより、お葬式も参列者の数もそれに合わせて近代化してきています。

最新のお知らせ

  • [2018年06月14日]
    ホームページを更新しました。

  • [2018年06月14日]
    運営者情報を追加しました。